歌という子供たちへ

ダメダメ星人

真っ白な雲が西から東へ向かう 気づいているかい?

またある日 東から西へ向かう 気づいていたかい?

 

諸行無常があざ笑う 雨・苦しみ 花めぶく恵み

轟いた声のように青空 生と死を超えて 太陽は世界を照らし続ける

雨の向こう側 雪の向こう側 闇も光もなく 幻に棲まう住人たち

 

ありがたき世界 コントロールできないことを願うなんて もういいよな

現象をそのまま ただ見つめる 心に光 灯火 瞬間で変化する 目の前の意味

 

消えては生まれ また消えて 過去 過去 過去 私たちのフィルム

浮世に「女」という漢字 語彙 様々な言葉・お経に宿り 唱える

幸せの根幹 気づきながら 気づくことなき娑婆

消滅した時間を見つめる 六方の世界へ 幸せを祈る

孤独が伝えようとする あなたは何者なのか 私は何者なのか

寂しがりやな星々の歌

あなたも私も太陽

それは 孤独の光 忍耐の喜び 呼吸という光 見つめる雲

忘れ また思い出す 戒律 牛になりたくないと懺悔

あきらめたあと 気づいたあと 浮かび上がる 尊き光 ふれる優しさ

 

御誂え向きなドラマ仕立てで面白く愉快に この世界は続く 幻と感触 感覚の罠

愚かな私たちを 遊ばせるように見せて 半目の世界から見つめながら呼吸

 

目の前の人が幸せであるように

ただそれだけを祈り できることを探し

生きるだけの私たち 少女たちよ幸せに 少年たちよ幸せをつくれ

本当は静寂を望み ただ静かに燃えている

私たちは孤独な太陽

 

(C)Makoto ATOZI

Morning Poem Club

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五十歳からの詩

〜太陽と孤独〜