I hope That My Life is The Back Packers Style

I hope That My Life is The Back Packers Style

 

激動の時代の中

人生での持ち物

減らすようにしています


リュックひとつにしたいのですが

頂き物が多く 捨てられず

感謝と懺悔が溢れる日々


白く輝く門の前

背中に羽を広げた門番に出会ったら

「あとじまこと です!」と

慎ましく でも元気に伝えます


門番は言うでしょう

「お前がこの人生で手にしたものを見せてみなさい」

少しだけ風が吹く門の前

ぼくは背筋を伸ばすでしょう

「これです」

そして1個のリュックを差し出します


中にはもちろん何も入っていません

ハンカチくらいはあるかもしれません


「この人生で誰かのことを幸せにしましたか?」

そんな質問をされたなら


「それは自信がありません。

でも、ぼくと出会ったことが良くもわるくも

何らかの人生のきっかけとなった人は多いと思います」

そのように ぼくは言うのでしょう


「この人生は良いものでしたか?

楽しかったですか?」

門番は優しく重く

深みのある声で言うでしょう


ぼくは答えるでしょう

「最高でした!」


そのあとはこう質問されるのでしょう

「次の人生があるとすれば何を望みますか?」


ぼくは答えるでしょう

「次の人生があることもないことも

どちらも願いません 全てをお任せします」


門番は言うのでしょう

「後悔していることはありますか?」


ぼくは言うでしょう

「ずっと胸が苦しいことばかりです」


門番は言うでしょう

「消してあげましょうか?その苦しみ」


ぼくは言うでしょう

「何も望みません」


「それではあちらの列に続いて 歩いてください」


その声を聞いて

ぼくはリュックを背負うのでしょう

空は美しいでしょう

大地はたくましいでしょう

プラズマのような粒子が煌めいているでしょう


ぼくは叫ぶでしょう

なんども叫ぶでしょう

「みんな大好きです!」

そして泣くのでしょう

泣いて泣いて泣いて

そのあとはわからないけれど

何も望まないのでしょう


部屋の壁にかけられたROOTSのリュック

いろんなところが泥だらけのリュック

まるでぼくの人生そのもの

それでも人生には価値があると

誰かがいつも語りかけてくる

せつなさばかりです


ありがとう人生

もう少しだけ生きてみます

誰かのために


せめてかすかでも

誰かにとっての

小さなともしびに

なれますように


願うのではなく

祈りと共に

 

 

 

 

illustration & Message by あとじまこと 

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