Life

Life

 

-生・消滅・再生-

あきれるほど身体中

この魂の隅々

迷える生存の執着


自己実現という名の下

モンスターな欲望

ここではないどこか

描き続ける感覚器官

自分ではない誰か

見つめ続ける五感覚


美・香・音・柔

無知が未知にふれる

感覚が研ぎ澄まされたという

自惚れ 思い上がり ナルシスティックなスクリーン

もっと、もっと、もっと、という飽くなき渇望

陶酔と妄想 慢に満ちた世界

度の合っていない眼鏡

ひとときのオーロラ

浮遊 地上から3センチメートル

生への執着 不生への執着

他所へ置き忘れたレジャーパークアースコスモ


移ろいゆく この世界

遠き太陽と星

満月を仰ぐ

額からは光薄れ

闇の道

泣き方を忘れ

笑い方を忘れ

刺激の連続

麻痺

幻想・妄想

辻褄・矛盾

羅針盤を失った執念


「それならそれで」と

あきらめながら刹那

であればまだいいさ

一つ一つを観察

生きてゆく技

手放しなさい

そう何もかもを手放しなさい

渇望を破壊しなさい


境地

やがて見えてくる庭

私たちはこんなに

ひたすらにしがみついている

手のひらでつかむものより

心で包み込むこと

大切に歩みたいはずでしょう?


心地よい風

暖かな太陽

夜を照らす月明かり

内包する

私たちの宇宙


永続しなくともいいさ

形なくともいいさ

私などというものは

そもそもがなくともいいさ

確かにあり続けている

消滅・再生の連鎖

あり続けてゆく

継続しなくとも

永遠の形ではなくとも

あり続けるのでしょう


全てに慈しみを

精一杯に

今を生きます

あなたに

ありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

illustration & message by あとじまこと 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です